我が家には大判バスタオルがない
こんにちは。「小さく楽に豊かに暮らす」ダウンサイジングの専門家、整理収納アドバイザー×司法書士の長谷川絹子です。
桜咲く春が訪れました。
我が家の小学生は春休み、家にいてもテレビの漬物ができあがるだけなので、短期のスイミングスクールに通うことに。
スクール開始の前日が娘が困った顔をして私にいってきました。
「プール用ゴムのタオルないの?なければせめて大きなタオルは?」
しまった!プール用のゴムタオルは、この間のタンス整理で処分してしまいました。
なぜなら既に卒業したキャラクターであるミッフィーちゃんと、ディズニープリンセスのものだったから。夏のプールの季節になったら長く使えそうなシンプルなものを買えばいいかとうっかりしておりました。
そして、我が家には大判バスタオルはないのです。
大判バスタオルを卒業したきっかけはアウトドア
2年ほど前、我が家が大判バスタオルを卒業しました。
思い起こせばきっかけは、家族の趣味であるキャンプ。
コインシャワーの利用や水遊びなど、キャンプ場でもバスタオルを使う機会はあるものなのですが、アウトドアではとにかくバスタオルは乾きません。
バスタオルを干し始めるのはたいてい夕方頃。キャンプ場というのは、夜は気温差による夜露が発生します。このため外に干すと乾くどころかむしろ水びだしになるのです。
そこで思いついたのが、夕方に水分を軽くとばしておけば、あとは一晩車内の椅子に掛けて乾く一回り小さなサイズのタオル。
荷物が多いキャンプや旅行でも、かさばらないのでありがたい。
こうして、キャンプや旅行で大きくないタオルに使い慣れていくうちに、「もう家のバスタオルも小さくてよいのでは?」といたりました。
コンパクトサイズなバスタオルのメリット
我が家で愛用しているのはIKEAのVÅGSJÖN ヴォーグショーン(50x100 cm)です。
他にも無印良品のコンパクトバスタオル、ニトリのスリムバスタオルなど、最近は各社から大きくないバスタオルが発売されています。
コンパクトサイズのバスタオルにはメリットがいっぱい
1.すぐ乾く
バスタオルと比べて圧倒的に乾くのが早いです。洋服用のワイヤータイプのハンガーにつるすこともできるので、室内でも干し場にも困りません。
2.節約になる
バスタオルのためにあともう1回洗濯機を回さなくてはいけないということが減ります。つまり洗濯機を回す機会が減るので、電気代と水道代の節約になります。
またバスタオルと比較してタオルそのものの価格が安いです。我が家で利用しているIKEAのVÅGSJÖN ヴォーグショーンは499円となんとハンカチ並みのお値段!
3.置き場所をとらない
すぐ乾くのでストック枚数は1人2~3枚で充分。洗面所におけるバスタオルのスペースをぐっと小さくすることができます。
我が家はドラム式洗濯機の乾燥機を利用しており「その日のうちに乾かない」ということがないので1人2枚。
家族4人分のタオルは38x29x16 cmのIKEAのKNARRAクナッラに収まってしまいます。
高齢になると洗濯は負担と危険がともなう家事になる
ところで、大判タオルは、吸水性の高い良質なものほど、洗濯時に水を吸いずっしり重くなります。
真冬などは、外で冷たい水をたっぷり吸ったバスタオルを干していると体が冷えてしまうことも。
ライオンの調査によると、洗濯を1週間に1回以上実施している20~60代男女 の約6割の人が「お洗濯によるからだへの負担」を感じているそうです。(引用:https://lidea.today/articles/003106)
洗濯機への衣服の出したり入れでは、かがむ作業で腰に負担がかかります。
洗濯機から干し場への運搬では、水分を含んだ重い洗濯物をもって階段や段差を移動。
干すという作業は、物干しが高い位置にある場合は足元がふらつくことも。
年をとるにつれ、洗濯は負担と危険が大きく伴う家事になるわけですが、この洗濯の負担を減らせる一つのアイディアがタオルのコンパクト化です。
今使っているタオルがあるから、買い替えるのは抵抗があるという方は、寄付するという選択もあります。
今すぐできることから、コンパクトで楽な暮らし始めてみませんか?